Obata: 売約済み 花瓶の中の野生ダリアの生け花(水彩)
作者: Chiura Obata (1885-1975)
題名: 野生のオレンジ色ダリアの生け花の水彩
日付: 1937年8月22日
丁寧に銅色の花器に生け、花台の上に据えられたオレンジ色のダリアを題材にした水彩画。花は一重で8枚の花弁(舌状花)をもつことから、野生ダリアとも呼ばれるDahlia coccineaである可能性があります。小圃は花をさまざまな角度から捉え、それぞれの花に正確な枚数の花弁を緻密に描き込んでいます。この作品は、小圃の妻・春子による生け込みを描いたものと推察されます。小圃春子はサンフランシスコ湾岸地域における最初期の生け花教師の一人であり、“An Illustrated Handbook of Japanese Flower Arrangement”(バークレー、1940年)を著し、同書には千浦による多数の墨画イラストが収められました。近年刊行の“Chiura Obata: An American Modern”(UCal Press, 2018)の60–63ページには、これと類似する花の水彩肖像が多数掲載されています。本作の頃、小圃はUC Berkeleyで1932年から1954年にかけて教鞭をとっていました。第二次世界大戦中、小圃と家族がユタで不当に収容されていた間、カリフォルニア大学バークレー校は彼の多くの作品を保全しました。来歴:Chiura Obata 遺産。遺産より発行の真正証明書が付属。
コンディション: 全体として極めて良好。用紙は作家によって裏打ちされ、裏面には鉛筆で古い価格と「dahlia」の記載があります。
寸法: 52.6 x 39.5 cm
来歴: 来歴:Chiura Obata 遺産。作家の遺産より発行の真正証明書が付属。
署名: Chiura Obata 印: 作家印
SKU: OBA105