Koson 古邨:桜の枝にとまるカラス

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作家: Ohara Koson 小原古邨 (1877-1945)
タイトル: 桜の枝にとまるカラス  制作年: 1900年代初頭頃

大きなくちばしを持つカラス(Corvus macrorhynchos。かつてはヤブガラスと呼ばれていた鳥)が、細い桜の枝にとまっており、その爪が細い小枝に巻き付くように描かれている。夕方の情景で、空にははっきりとした木目模様と、巧みなぼかしがたっぷりと施されている。花一輪一輪にもぼかしによる立体感が与えられ、中心部には丁寧に刷られた黄色い雄しべがある。カラスの羽の一部には磨き(shomenzuri)が施され、つやのある黒い部分が生まれている。古邨はカラスの作品で有名で、この作品も彼の好んだ題材の一つを、非常に細密で絵画的に描いたもの。こうした技法で知られる作家による、たいへん絵画的な版画。希少。

状態: 発色、色彩、状態ともに極めて良好。

参考文献: Crows, Cranes and Camellias (2001)、番号46およびチェックリストK5.5。

寸法: 36 x 18.7 cm 版元:  Daikokuya?
印: Koson  

SKU: KOS261