Iwata Sentaro: 夫婦と犬のインク素描と刊行版画

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作家: 岩田専太郎 (1901-1974)
タイトル: 犬を連れた男女の墨画と刊行版画

制作年: 昭和初期から中期頃(1930年代-1950年代)

同じ図柄の刊行書籍挿絵版画と、元のペンとインクによる素描。角張った顎の、ボタン留めのシャツとツイードのズボンを着た男がシャベルを持ち、その隣に伝統的な着物を着た女性がいます。彼女の髪型は1930年代から40年代頃のウェーブのかかったスタイルです。二人とも、やや距離を置いたような心配げな表情をしています。前には大きな猟犬のような犬が立ち、二人を見上げています。女性の着物にはホワイトアウトを使った修正箇所が1か所あります。いったい何を掘っているのでしょうか。

岩田専太郎は、1920年に娯楽雑誌で初めて作品が掲載された先駆的な挿絵画家でした。伊東深水の弟子となり、1960年代から1970年代に制作した美人画でも知られています。代表的な挿絵作品には、吉川英治(1892-1962)の画期的な『鳴門秘帖』や川口松太郎(1899-1985)の『蛇姫様』のほか、新聞や小説の作品などがあります。1954年には菊池寛賞を受賞しました。東京には、彼の作品に特化した個人美術館も実際にあり、文京区の金泥日館です。

サイン: Sentaro

状態: 全体的に非常に良好な状態です。版画は切り抜かれ、ほぼ同時代の紙の台紙に貼り付けられています。

寸法: 21.5 x 13.8 (drawing) 14.2 x 8.2 (print without mount)

SKU: ITS002