吉田千鶴子と吉田穂高:天竜寺庭園と龍安寺庭園(販売済み)
作家:吉田千鶴子 (1924-2017) と 吉田穂高 (1926-1995)
タイトル: 天龍寺庭園と竜安寺庭園 制作年:1953年
これらの2作品は、1953年の新婚旅行中にそれぞれの作家が個別に制作したものです。私たちはこれらをペアとして提供しており、一緒に保管されるべきだと考えています。
1) 吉田千鶴子:天龍寺庭園
この作品は、千鶴子の初期の版画の一つで、彼女と穂高が結婚した頃に制作されました。奈良と京都の新婚旅行中に、二人は共に庭園をスケッチしました。これは京都の有名な禅寺、天龍寺の庭園を描いたものです。ここでは写実主義から抽象表現への移行が見られます。作家自身による彫刻と刷り。左下に日本語で「天龍寺庭園」のタイトルがあります。千鶴子は自身でも著名な作家であり、吉田博の次男である穂高と結婚しました。現在、ポートランド美術館で千鶴子の回顧展が開催されています。家族の芸術的伝統は続いており、娘の吉田綾美は現代美術作家です。
署名:左下に鉛筆で吉田千鶴子の署名、制作年とタイトル入り。
この作品は、穂高が妻の千鶴子と共に奈良・京都の新婚旅行中に制作されました。現在では非常にロマンチックに感じられますが、二人は共に庭園をスケッチし、ほぼ同じサイズとスタイルで版画を制作しました。これは世界で最も有名な石庭の一つであり、ユネスコ世界遺産にも登録されている竜安寺の禅の石庭を描いたものです。作家自身による彫刻と刷り。穂高は吉田博の次男です。
署名:鉛筆で吉田穂高の署名、1953年の日本語タイトル入り。
状態:刷りの状態と色彩は優れており、非常に良好なコンディションです。裏面にテープの残りが2箇所あります。サイズ:28.1 x 20.2 cm
価格は両作品のセット価格であることをご了承ください。
SKU: CZY010