広重:はこねの湖すい
絵師:歌川 広重 (1797-1858)
タイトル:はこねの湖すい
シリーズ:冨士三十六景
発行: 1858年4月
箱根にある芦ノ湖から見える、霧の中からはっきりと力強くそびえ立つ、周りの山々とは対照的な円錐形の富士山。切り立った崖の上に緑が広がる丘には人影や動物などは見当たりません。 富士山のすぐ後ろには黄色い雲がたなびいており、朝の景色をイメージさせます。
この地域は現在も富士山が望める景勝地として人気があり、この作品の風景を見ることができます。
コンディション:色合い、状態ともに非常に良好です。マージンが大きくきれいです。
寸法:大判(37.7× 25.4 cm)
版元:蔦屋吉蔵
サイン:広重画
SKU: HIR544