国貞:夜間救助の垂直ディプティク(販売)

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作者歌川国貞(1786-1865)
タイトル:時次郎役の段十郎、浦里役の坂東しうか
日付: 1851

1851年2月に市村劇場で初演された桜田淳介三世( 1802〜1877年)の「明けがらす花のぬれぎぬ」のドラマチックなシーン。市川団十郎VIIIは松の木を使用している。雪に覆われた壁をスケーリングして恋人を救うために、坂東秀香が演じる礼儀正しい山名浦里は、雪の中でかなりひどく縛られています。売春宿で付き添いをしている幼い娘の勝美として、子役の坂東吉也が足元で泣く。トキジロは、無一文のトキジロをあきらめるようにウラザトを説得するために、家の母カヤに殴られたウラザトを救出しようとしています。この縦型ディプティク形式は、時代や主題としては非常に珍しいものですが、国貞は縦型を有効に活用してドラマ性を高めています。

状態:非常に良い/良い印象、色と状態。
寸法:垂直オーバンディプティク(72 x 24.5 cm)
署名:豊国がとこころ豊国が
出版社:出津屋正吉
文学:早稲田大学坪博物館(enpaku.waseda.ac.jp)、アクセッション番号101-3704および101-3705。ボストン美術館(mfa.org)、受入番号11.40776(下のシートのみ)。

SKU: KUC032S