笹島喜平:黒猫、白猫
アーティスト: 笹島 喜平(1906-1993)
タイトル: 黒猫、白猫 日付: 1957
黒猫と白猫の友好的な対面、私たちの視点は黒猫の後ろという珍しい角度からです。このセルフプリントのアーティストは、このプリントに非常に厚手の紙を選びました。おそらく背景の木目の質感をよりよく捉えるためでしょう。黒猫の表面には、薄い雲母の層のような追加の物質も施されています。
笹島喜栄比は1906年、栃木県益子町に生まれました。1935年に平塚運一に、1936年に棟方志功に独学で師事し、1945年まで教師として働きました。1948年から1952年まで日本版画協会の会員でした。1957年から1966年の東京ビエンナーレや1967年のサンパウロビエンナーレに出品しました。1962年以降は宗教的な題材に専念しました。1950年代には、笹島は魅力的な猫のデザインを数多く制作しました。本作は希少なデザインで、「A.P.」(アーティストプルーフ)と番号が付され、1957年の日付が記されています。
状態: 非常に良い印象で、色合いと状態も良好です。裏面の小さな角にわずかなテープのシミがあります。 寸法: 37 x 27 cm
署名: 鉛筆で「K. Sasajima」と署名。右下に赤い作家印。
SKU: KIH010