関野淳一郎:NHK放送博物館、愛宕山 放送博物館(販売済み)
作家:関野 準一郎 Junichiro Sekino (1914-1988)
タイトル:NHK放送博物館、愛宕山 制作年:1955
二つの送信塔が愛宕山の丘の上にある荘厳な白い西洋風建築の両側に立っています。ここはかつて東京放送局で、「日本放送の発祥地」として知られています。NHK放送センターは1925年に運用を開始しました。この場所に1956年にNHK放送博物館が開館し、日本で初めてのこの種の博物館となりました。博物館は現在も開館していますが、現建物はこのデザインとはあまり似ていないようで、実際には淡い黄色の色合いでした。このデザインの縮尺モデルは現在の博物館で見ることができ、現在の建物はより箱型の形状です。これは関野の版画のうち、渡辺庄三郎によって出版された唯一の二点のうちの一つで、1962年の出版社のカタログには完売と記されています。作品タイトルが緑のラベルに印刷されたオリジナルの赤みがかった渡辺のプレゼンテーションフォルダーが付属します。右余白に「愛宕山」と「一九五五」と日付とタイトルが記されています。特に左下の渡辺の印があるものは希少です。
状態:印刷、色彩、状態ともに優秀。新品同様。
寸法:40.1 x 27.5 cm
署名:版上にローマ字の筆記体で関野の署名、右下。
SKU: SEK026