国芳:人馬の上のお七 歌舞伎の場面
アーティスト: 歌川国芳 歌川国芳
タイトル: 人馬に乗ったお七 歌舞伎の場面
日付: 1849年
左側には、八百屋娘於七を演じる三代目岩井粂三郎と、彼が率いる馬の顔を拭く新郎(馬士)を演じる正体不明の俳優が見えます。お七は大きな数珠を身につけ、優しい悔い改めの表情を浮かべています。彼女は八百屋の娘であり、寺院の火災の責任者であり、最終的には罰を受けなければなりません。寄席からほとんど出てくると、馬は面白いことに二人の男であることが示され、非常に人間的な足がはっきりと見えます。歌舞伎のシーンでは、お七を演じた俳優が実際にこの人馬に乗っていたと考えて間違いありません。右側には、新田四郎忠常としての五代目沢村宗十郎と、五尺染五郎としての初代松本公章が見えます。お七を見つめる彼らの表情は真剣そのもの。 1849 年の正月に中村座で上演された演劇『その昔恋江戸染』より。 1849.
状態: 色も状態もとても良い印象でした。非常に小さなワームホールがいくつかあり、かろうじて目に見えます。裏抜きなし。寸法: 大判二連祭壇画 (37.2 x 51 cm)
出版社: 清見津屋直次郎
サイン: 一勇斎国芳画 桐印
SKU: KUY587