国貞（Kunisada）：彫り物をした大工が木工工具のトレイを持つ

アーティスト：Utagawa Kunisada (1786-1864) 歌川国貞（三代目 歌川豊国）

タイトル: 刺青を入れた俳優、片岡一蔵が職人の誇りを見せる。

シリーズ：江戸自慢 うわさ弁慶 日付:1861

刺青を入れた俳優、片岡一蔵が職人の誇りを見せています。彼は大工として登場し、手に持っているのは槌や鑿などの道具です。  横挽き鋸（ひききり）、かんな、墨壺（すみつぼ）、キリのようなもの、そしてちょうな。帯には大工用のさしがねが差し込まれています。彼は消防士が一般的に着用するレンガ模様のジャケットの肩を脱いでいます。彼の入れ墨には、松の下に小さな少年と収集籠を伴う山法師が描かれています。強い格子柄の背景がそのドラマ性を一層引き立てています。

状態： 優れた印象と色彩；非常に良い状態。右の人差し指付近に小さな汚れ／擦れと裏面に裏張りの残りがあり；印刷の一部にわずかな波打ちがあります。

寸法：ôban 35.2 x 24.2 cm
出版社： 大谷 隆吉 署名： -- 豊国画

SKU: KUS592