笠松四郎:浅草観音寺の大提灯(販売済み)

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作家:笠松紫浪(1898-1991)
タイトル:浅草観音寺の大提灯 制作年:1934年

日本人の参拝者たちが、浅草観音寺(浅草寺とも呼ばれる)の雷門の入口に吊るされた巨大な赤い提灯の下に集まっています。ここは東京で最も象徴的な場所の一つであり、浅草のシンボルであり、今日でも日本で最も人気のある寺院の一つです。第二次世界大戦中にほとんどの建物が破壊されたため、この古い建造物の姿を描いた作品は貴重です。女性は皆着物を着ており、男性は1930年代のオーバーコート風ケープやフォーマルな帽子を身に着けているのも趣深いです。1932年から1941年に使用された渡辺の印があることから、初版と見なせるかもしれません。ボストン美術館や大英博物館の所蔵品も戦後の渡辺印が押されています。

状態:非常に良好な刷りと保存状態、色彩も良好です。

参考文献:ボストン美術館、大英博物館のコレクションをご参照ください。

寸法:39.4 x 25.6 cm
出版社:渡辺庄三郎 署名:紫浪

SKU: SHR030