Hirosada:刺青の団七役・中村歌右衛門(売約済み)

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作者: 小西(五條亭)広貞(1810年頃-1864年)
制作年: 1850

役者・中村歌右衛門四世が團七九郎兵衛を演じる、刺青を施した團七が義平次を討つ、背後からの突き技を見せる有名な夜の場面です。これは『大阪夏祭りの鏡』(Natsu matsuri Naniwa kagami 夏祭浪花鑑)という芝居の一場面で、この場面はこの大人気作品の第七場「長町裏」として知られています。團七は魚屋であり、そのため背中に龍、腕に桜を配した大規模な刺青が施されています。題名は深い黒地の上部に銀で刷られています。これら大阪刷りの作品は、摺物に似た印刷で知られており、この作品では金属顔料が用いられ、布地や刀の柄のごくわずかな部分に空押しが施されています。また、人の髪よりもさらに細い髪が印刷されており、時を経て失われた版木彫りの技の見事さを示しています。

状態: 刷りは非常に良好、色彩と保存状態も大変良好です。余白に虫損の修復がわずかにあります。極めて精緻に刷られています。 寸法: 24.8 x 17.8 cm (chuban)

SKU: OSA056