Kunisada: 沢村田之助三世 as 雛鳥, 桃の花

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芸術家:歌川国貞(1786-1864)
タイトル:雛鳥, 女子の桃の花(Hinadori, Peach Blossom)

シリーズ:当盛見立 三十六花撰(Contemporary Kabuki Actors Likened to Thirty-Six Flowers (Immortals of Poetry))

日付:1862年9月

雛鳥は、芝居「芋煮山女体訓」の役柄です。この芝居は1771年に大阪で初演されましたが、人気のある歌舞伎芝居となったでしょう。物語は、若くハンサムな小金介が、美しい雛鳥に一目惚れするというもので、彼らの家族が激しい敵同士であるという点でロミオとジュリエットに例えられます。彼らは権力を欲する家族の陰謀の末、死をもって結ばれます。この俳優沢村田之助三世の肖像画は、1865年頃の舞台事故で負傷する前の姿を描いています。19世紀の日本において、両足を切断されながらも歌舞伎舞台で演技を続け、その障害に合わせた配慮がなされた彼らの物語は非常に興味深いものでした。

このシリーズでは、俳優たちが36の花と36人の不老の詩人と比較されています。

状態:印象、色合い、状態ともに優れています。非常に新鮮で清潔で、厚手の紙に印刷されています。

寸法:大判(36.3 x 24.5 cm)
出版社:平野屋新蔵

参考:ボストン美術館、大英博物館のコレクションを参照。

署名:七十八歳の豊国筆(nanajuhachi okina Toyokuni hitsu)

SKU: KUS552