国貞:七十七歌舞伎の時代を祝う
作者:歌川国貞(1786-1864)
タイトル:犬の春/正月:七十七歳を祝う初の書道(いのはる:書き初め)
日付: 1861
国貞は、七十七歳の幸運を祝って、来年の戌年の酉年の最後の月に、白曽亭元帥(1817-1880)と一緒にこの版画をデザインしました。上部の短冊詩の長方形のシートのサブタイトル「初日」は、歌舞伎の俳優市村八右衛門が俳句の詩人「嘉吉」としてペンネームを付けた詩を紹介しています。 「初外」とは、河竹黙阿弥の「三人吉さくるわの初日」というタイトルの一部で、市村座で1860年の正月に市村八右衛門が初演したものです。梅を入れる植木鉢には、国貞の利玉シールと元帥のダイヤモンドシールのデザインが施されています。版画の上部には、嘉吉の紋章である立花が描かれています。さらに、ゲンギョウは「うちでのこずち」をテーマに描いた。木槌や女性用の旅行用帽子など、劇中の登場人物を表すと思われる「三人吉さくるわの帽子」。
状態:優れた印象、色、状態。ミント。
寸法:オーバン(37.5 x 25.4 cm)
シール:ブロックカッター:松島堀子まさ吉
署名:おじょう豊国が(おじゅう=ご要望に応じて、きお= 77歳のおじいさん)
SKU: KUS472