蓮井:佐渡恵比寿港のユニークなファンプリント(販売済み)

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アーティスト: 川瀬はすい
題名: 佐渡県恵比寿港のファンプリント
日付: 1921年頃

新しく発見された、以前は文書化されていなかった扇子形式の木版画。このデザインは、1921年のObanプリントである布袋#78に触発されたものです。このフォーマットは、おそらく渡辺氏による実験であったに違いありません。印鑑と署名は、ハスイ大正時代の地震前の作品と一致しています。渡辺はこのような作品をプリントする技術と蓮井との関係がありましたが、ファンデザインを含まない輸出市場に注力していました。

国内消費用のファン形式での印刷に慣れている灰原のような出版社がこれを印刷し、顧客が選択できるように他のファンのデザインを含むサンプル本に置いた可能性もあります。おそらくこれが、左下のローマ数字5が印刷に刻印されている理由です。灰原は、1935年に一連のファンデザインをうちわ絵で発行しました。このデザインは、後に加藤とあゆみ出版から発行されました。このデザインの多くのプリントが一般に販売された可能性もありますが、ファンとして取り付けられて破棄されたため、生き残ったものはありませんでした。この時代の他のデザインをoban形式で見ると、このデザインがファン形式に適合させるのに最も適していることは明らかです。この作品は、大田区郷土資料館の蓮水学者清水久雄氏に展示されたもので、渡辺氏による実験であり、地震前の設計であると確信しています。n.)

状態: 非常に良い印象と色。良好な状態。左上隅にある中央の折り目と再描画の非常に小さな領域。
外形寸法: 約22 x 52 cm
出版社: 渡辺翔三郎
文献: 未公開
署名: 蓮井

SKU: HAS362